雇用管理責任者講習(ハラスメント)に登壇しました。

本日は、弊所代表/石﨑が
介護事業所さま向けの雇用管理責任者講習2023年第1回目に登壇しました。

10時30分から15時40分までの長時間研修にもかかわらず、
県内各地から25名のみなさまにお集まり頂きました。
本当にありがとうございました。

研修テーマは
「職員間のハラスメント&介護現場の暴力・ハラスメント」で、
午前の部は「職員間の~」、午後の部は「介護現場の~」に分けて、
ワークショップ形式で進行しました。

職員間のハラスメントについては、
法律的な問題やハラスメントの定義など基本を押さえつつ、
参加者の方のお立場を踏まえ、発生後の対応についてお話しました。
また、職場の関係性の問題という視点から、
関係性を制度やしくみで改善していく方法をご検討いただきました。

介護現場の暴力・ハラスメントについては、
昨年辺りからご相談が多いのですが、
組織としての対応ルールが整備されていない事業所もあり
結果として、担当者の対応スキルに頼るケースもあるように思います。
この点、事業所の格差も大きいかもしれません。
実際、研修中に設けたグループ内で意見交換や事例検討は
多くの対話が交わされておりました。

今回も参加者の方お一人おひとりが場を盛り上げて頂き、
発表者に対する拍手などが自然と出てくる場となり、
「観覧者ではなく参加者」を体現される方ばかりでした。
また、休憩時間中にも
「こういう視点でのお話も皆さんに伝えたらどうかしら」
という提案も頂き、講師としても勉強となりました。

情報を伝えるだけでなく、
その場に相応しい「問い」を立て、
創発の場を作れるよう講師としても務めて参ります。
そして、現場の実情をより理解できるよう努めます。

ご参加頂きましたみなさまには改めてお礼申し上げます。