社会保険適用拡大と扶養の範囲の働き方をテーマに講師を務めました。

弊所/石﨑が、E医師会さまにおいて、講師を務めました。
「10月に控える社会保険適用拡大と扶養の範囲を希望する職員の働き方」をテーマに
1時間のお時間を頂戴し、研修を実施しました。

新型コロナウィルスの感染予防措置のため、
会場を分散し、ZOOMでつなぐハイブリッド形式を採るとともに
管理者やシフトの管理をされるのが正職員さんも含めた、全職員を対象として、
受講の機会を設けられました。

今回の社会保険適用拡大の対象となるか否かにかかわらず、
勤務されるパートタイム職員さん全員に、
今後の働き方に対する事前アンケートも実施したのですが、
パートとして働く、扶養の範囲で働くことを希望されるには、
それぞれのご事情があることが分かります。

ご自身の健康状態、家族のご理解、配偶者の転勤、
子育て、介護、働くことに対するご自身の価値観、etc

長い人生の中で
私たちは制約なく働ける時期とそうでない時期があります。
ずっと同じ働き方ができるかどうかはわからないものです。
そんな中で、扶養の範囲で働くメリット・デメリットを
税、社会保険、配偶者の家族手当、生涯年収の観点を交えてお話ししました。

「将来どんな生活をしたいですか」
「そのためにはどのくらいのお金が必要ですか」

だとすれば、
今この時期は、どのように働いて資産を形成していくのが望ましいのか、を考えると
扶養から外れることは、損か得かの問題ではなく
人生のどのタイミングで損か得かを自らが選択する問題と言えるかもしれません。

また、法人や管理者にとっては、今回の社会保険適用拡大を機に
パートタイム職員さんの働くことへの制約がなくなった際には、
この職場で「もう少し長い時間働いてみようかな」と思える職場づくりをしていきましょう。
とお願いして研修を締めくくりました。

何か一つでもお役に立つ情報を提供できていれば幸いです。

 

※”オンライン”でも”リアル”でも。みなさんと作る事業所内研修やってます。
「こんなテーマで話して欲しい」
「一方的でなくワークショップを取り入れて欲しい」
ご要望をお聞かせください。