雇用管理責任者講習(人事管理)に登壇しました。

本日は、弊所代表/石﨑が
介護事業所さま向けの雇用管理責任者講習第5回目に登壇しました。

12月中旬開催で、
10時30分から15時40分までの長時間研修にもかかわらず、
県内各地から16名のみなさまにお集まり頂きました。
改めて、この場を借りてお礼申し上げます。

本日のテーマは「人の採用と定着」。
午前の部は「採用」、午後の部は「定着」に分けて、
ワークショップ形式で進行しました。

狙いとしては、
介護事業所の人事担当者同士の交流を図り、意見交換を通じて、
職員の採用や定着のアイディア・ヒントを得ること。
また、所属事業所のリソース(特徴・強み)に気づいて頂くこと。

特に採用については、気兼ねなくお金を使える事業所は別として、
予算を割けない事業所での採用活動をどのように行うのか。
人口減少社会において有効な打ち手は多くありませんが、
応募者の母集団形成と採用選考の2つの視点から、
グループワークを行って頂きました。

定着をテーマにしたグループワークでは、
講師から「組織になじませる力」として、
中途採用者を想定した情報提供をしたうえで、
参加者のみなさまに現状の取組みの振り返りや
新規応募者の入職後の感情曲線を想定するなどを足掛かりに、
どのタイミングで、どの打ち手が有効かを意見交換して頂きました。

ヒト・モノ・カネをどのように割けるかは、
小規模の事業所と大規模の事業所では事情も異なります。
とはいえ、あまり聞くことのない他の事業所の状況を
和やかな雰囲気の中で知ることができる
貴重な場となったのではないでしょうか。

グループワークの時間中は、みなさま席に座ることなく、
立ったままお話し合いをされている様子が
大変印象的な研修でした。

みなさまありがとうございました。