労務管理研修で講師を務めました。

弊所/石﨑が、社会福祉法人Lさまにおいて、労務管理研修の講師を務めました。
この法人様は規模が大きく、県内各地に施設を展開されています。
当日は、当該施設の管理部門の方をZOOMで結び、本部の総務部門の方は会議室で受講頂く
ハイブリッド形式での事業所内研修でした。

お声掛け頂いたきっかけは、
介護労働安定センター主催のセミナーを受講頂いたことでした。
「これまで法律や考え方を教わる機会も少なかったのですが、ぜひみんなで共有したい」
講師冥利に尽きます。

研修内容は、主に3つです。
お客様のご意向も踏まえ、テーマを設定しました。
1.労働時間・休日・休暇の管理
2.職員の育児・介護等の問題とその関わり方
3.非常勤職員の扶養の問題とその管理

1.の「労働時間・休日・休暇の管理」は、福祉施設に特化した”あるある”な話題を実務的に。
2.の「育児・介護休業等の問題」は、来年改正が予定される”男性版産休”を含む最新のテーマを先取りして。
3.の「非常勤職員の扶養の問題」は、非常勤職員を多く抱える業界の事情を踏まえ、
税扶養・社会保険扶養などの定義をおさらいし、相談対応力の向上を狙うとともに、
来年10月の社会保険適用拡大により施設内で起こりうる問題提起を行いました。

オンライン研修のため、みなさんにお目にかかれなかったのは残念ですが、
お忙しい中でも熱心に受講頂き、講師を務めた石﨑も共に学ぶ機会となりました。

中堅規模の事業所では、
本部の力に加えて、現場とも連携しながら労務管理を行う必要があります。
本日の事業所内研修が、みなさんの更なるレベルアップにつながり、
各施設のある地域での人材の確保・定着につながることをお祈り致します。
誠にありがとうございました。

 

 

※”オンライン”でも”リアル”でも。みなさんと作る事業所内研修やってます。
「こんなテーマで話して欲しい」
「一方的でなくワークショップを取り入れて欲しい」
ご要望をお聞かせください。