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施設内研修においてアンガーマネジメントをテーマに講師を務めました。

7月23日、および8月22日に
介護事業所Gさまにおいて、アンガーマネジメントをテーマに
弊所/石﨑が研修講師を務めました。

当該事業所様は、様々なキャリアアップのしくみを実行されています。
年間研修計画の中には、アンガーマネジメントが継続的に組み入れられています。

昨年に引き続き、入職3年以上の方を対象としたリーダー研修の一コマを担当しましたが、
当日は、別の講師の方が、虐待防止研修を行われており、
一連のリーダー研修におけるプログラムの意図も感じました。

介護現場は感情労働であり、
自身の感情を抑え、介護職員ふさわしい感情表現をすることが求められます。

ここで、アンガーマネジメントを「怒らなくなること」と解釈すると、
精神的な負担がさらに重くなってしまうように思います。

「怒る必要があることは、上手に怒れ、怒る必要がないことは怒らなくて済むようになる」
というのが本質的な考え方となります。

また、アンガーマネジメントは、心理トレーニングですので、
トレーニングを続けて頂くことで
ご自身の感情だけでなく、目の前で怒っている方の感情の扱い方の糸口を
見いだせるようになります。

怒らなくなることを目指すことはできませんが、
ご自身が生きやすさや、人間関係を構築する上での自己基盤を作るうえで、
アンガーマネジメントの考え方を取り入れて頂くこともよろしいかと思います。

受講者のみなさまには、ワーク等において多くのご協力を頂きました。
この場を借りてお礼申し上げます。