本日は、社会福祉法人Lさまで行われた
事務担当者の集合研修において、
「年収の壁」をテーマに弊所/石﨑が講師を務めました。
タイトルは
結局、年収の壁は崩れたのか、崩れなかったのか?
~再定義された「扶養」。そして年末調整シーズンへ~
少し規模の大きな法人様で
県内でも遠方の拠点からお越しの参加者の方もいらっしゃったので
まずは、受講者の多くの方に関心を持っていただけそうなテーマを選び、
研修の進め方は、ワーク的な要素を取り入れました。
パート職員さんから相談で
「扶養の範囲で働きたい」というものをどう取り扱うのか?
実は、当の本人も、よくわからず相談して来られる例も多いのですが、
令和7年の税制改正や、健康保険の扶養認定にかかる収入基準の変更(19歳~22歳)が
行なわれ、さらに混乱が起きそうな気もします。
最低賃金の大幅な引き上げも控えており、
勤務時間の調整を気にかけられるパート職員もいらっしゃるかもしれません。
そこで、法改正の内容から、職員から相談があったときの質問のしかたまで
実務に即した、対応方法をお話しました。
グループワークでの意見交換に加え、
研修時間内でのご質問も複数頂き、
他の参加者のみなさまの理解も進んだのではないでしょうか。
今後の業務のお役に立てれば幸いです。