本日は、
山口県介護支援専門員協会さま主催の研修会において
「それってハラスメント?介護施設におけるハラスメントの現状と対応」
をテーマに、弊所/石﨑が研修講師を務めました。
参加者は、
主として、施設介護支援専門員さまでしたが、
居宅介護支援専門員の方も含め、県内各地から36名のみなさまにご参加いただきました。
お昼休憩を挟んで5時間の研修は、
グループワーク等を含む形式での進行としました。
事務局、参加者のみなさまのご協力に、心からお礼申し上げます。
また、内容としては午前と午後でテーマを変え、お話しました。
午前:職員間のハラスメント
午後:介護現場の暴力・ハラスメント
ハラスメント全般に、事案発生後の「後捌き」の部分に目を奪われがちです。
特に、行為者の態様がひどいものに関心が集まりますが、
事案発生防ぐための「前捌き」には関心が薄いようにも思います。
この「前捌き」には、
事案が発生しても加害者を生まない対応も含まれます。
そこでは、施設内の研修に限らず、
対応マニュアル等の作成とや現場の理解等が重要になると思われます。
組織で共通理解を育み、事案発生時には協力して対応できる備えを
弊所としてもご支援していければうれしいです。
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今回の研修会の講師は、もともとU先生が務められる予定でした。
石崎は代役での登壇でした。
県内各地から多くの方が受講申込みをされていたのは、
U先生のお人柄があってこそ。
近年、お会いする機会は少なかったのですが、
ベテランなのに偉ぶったところがない、清々しい笑顔が印象的な方でした。
U先生へのご報告と生前のお姿を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。